こんにちは、しもすけ(@shimosuke_)です。
現在、何かと話題のヘルプマーク。
某アーティストさんのグッズが、ヘルプマークと似ていて問題になっていましたよね。
ヘルプマークの詳細な記事は、また別に書く予定です。
このエッセイでは、僕が思うことを書きます。
というわけで、今回の「しもすけの頭の中」は、「ヘルプマークのこと」です。
ヘルプマークとはなんぞや?
ヘルプマークとは、外見ではわからないけれど、助けや配慮を必要としている方が、まわりの方へお知らせするマークのこと。
電車やバスの優先席にもヘルプマークのシールが貼ってあるので、ご存じの方もいるのではないでしょうか。
僕も透析をしていたり、軽いパニック障害があったりするので、ヘルプマークをバッグにつけています。
ヘルプマークは無料で誰でももらえる
ただ、このヘルプマーク。実は、誰でももらえてしまうんです。
しかも、無料で。
というのも、障がい者や妊婦であることを証明しなくても、自己申告でもらえてしまうんですよ。
自治体によっては、申請書が必要ではありますが、診断書などは必要ありません。
なので、もらおうと思えば誰でも無料でもらえてしまいます。
フリマサイトで販売されている問題
誰でももらえてしまうことで、ある問題が起きているのをご存じでしょうか。
それは、フリマサイトでヘルプマークが売買されているのです。
最初、僕も「買う人なんているのかな」と思っていました。
けれど、たくさんいるんです。
理由は、取りに行きたくても行けない方がたくさんいるから。
カラダが不自由だったり重度のパニック障害があったりと、様々な理由で配布場所まで行くのが困難な方がいるのです。
……なんか、悲しくなりませんか。
本当に必要な方に、必要のない奴らがヘルプマークを売る。
こんなこと、許されてよいはずありません。
フリマサイトでも対処をしているようで、だんだんと減ってはいます。
それでも、あれやこれや手段を変えて、売買されているのをまだ見かけるんですよね。
まるで、いたちごっこ。
絶対に、フリマサイトで買うのはやめましょう。
ヘルプマークは万能ではない
ヘルプマークを実際に使用してみて思うことは、ヘルプマークは万能ではないということ。
まだ知名度がないのかもしれませんが、電車などでヘルプマークをつけていても、優先席を譲ってもらえることは少ないです。
自分から声をかければよいのでしょうが、理由があって声をかけられない方もいます。
そもそもヘルプマークは、まわりの方へお知らせするマークですよね?
本来、声をかけられないような方でも、安心できるためにあるべきではないでしょうか。
もちろん、それをワガママだと言われてしまえば何も言えません。
それでも、僕は優しい世界であってほしいと願います。
ヘルプマークが必要な方は持つべき
ヘルプマークが万能ではないとはいえ、必要な方は持つべきです。
自分のためはもちろんですが、たくさんの人に周知してもらうことが大事ですから。
というわけで、第7回「しもすけの頭の中」は楽しんでもらえたでしょうか。
もっとヘルプマークが知れ渡って、自然と声をかけてもらえるような世界になれば嬉しいですよね。
むしろ、そうなっていかなければとも思います。
そして、助けてもらうばかりではなく、自分も誰かを助けられる人間でありたい。
きれい事かもしれませんが、そう願うのです。
それでは、すてきな透析・闘病ライフを!